葛根湯  Ⅲ

実は今朝も葛根湯を飲みました。

勿論寒気がして風邪を引きそうな時、夏、クーラーで身体が冷えきった時、そんな時は葛根湯を飲みます。

タイミング良く飲めば、かなり早く症状が楽になるからです。

しかし今朝、私が葛根湯を飲んだのは、寝起きに身体が痛く、特に首筋がこっているのを早く治すためでした。ほんとうにこんな時葛根湯を飲めば、すぐに首筋や肩こりも楽になってきます。

葛根湯は血流を良くし、身体を暖めます、その時、筋肉などが温まり、筋肉痛がとれていきます。

しかしこの時、心臓の働きが当然増えますが、それが過度の負担になると困ります。心臓の弱い方、高齢者の方は要注意です。

そして風邪の場合も同じことが言えます。体力のある方、またひきはじめなら問題はないが、体力のない、心臓の弱い方だと、十分注意が必要です。

葛根湯は、特に首すじの後背を目安に対応すれば、非常に使い道の広い漢方薬になります。

 

2015年12月23日
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葛根湯  Ⅱ

葛根湯は風邪薬として有名です。

ご存じの方も多いと思いますが、葛根湯は風邪薬としては、あまり出番がありません。寒気を感じた初期の風邪に使います。

そして身体を温める時に、心臓に負担をかけ、また体力も消耗しますので、心臓の弱い方、心臓に疾患のある方、また体力のないお年寄りの方、そういう方たちには適さない風邪薬です。

勿論、寒気が去り、熱が出て身体が熱くなった時は葛根湯は禁忌です。熱くなった身体をさらに熱くすると、大汗などによる脱水状態も危険なばあいがあります。

葛根湯は風邪ならどんな風邪にもよく効くようなイメージがありますが、それは大間違いで、危険なこともあるので注意して下さい。

(追)最近よくインフルエンザで麻黄湯(主に病院で)が処方されますが、これも葛根湯と同じことが言えるので要注意です。

 

2015年12月21日
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葛根湯  Ⅰ

葛根湯を飲むとドーピング検査をパスできないようです。

東京オリンピックの時、確か女子バレーの選手がドーピング検査に引っかかり問題になりました。調べていったら、その犯人の薬は葛根湯とわかり、悪意がないものと、また影響もおそらく少ないと判断され当時は許されて、試合に出場できたようです。

葛根湯の成分に麻黄という生薬がありますが、麻黄からエフェドリン(気管支拡張剤)が作られ、さらにエフェドリンから覚醒剤が作られます。

その覚醒作用が超微量だが問題になるようです。

私はその情報を信じて、筋トレをやっている時、気合いを入れるために時々飲んでみました。しかしあまり変化はなかった気がします。

2015年12月18日
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嬉しい知らせ

先週嬉しい知らせがありました。

35才になるKさんの妊娠の知らせです。

ご主人が嬉しそうに報告に来てくれました。

1年ほど前に来店し、不妊相談を受けました。ご夫婦どちらにも若干の問題がありました。病院で体外受精をすすめられ、実行しましたが、良い結果は出ませんでした。

本人が体外授精はしばらくやめたいということでした。漢方薬、栄養食品はそのままつづけました。

そして、3ヶ月、待望の自然妊娠です。

報告に来てくれたご主人の、”できました”という嬉しそうな顔が印象的でした。

2015年12月17日
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ノロウイルスになったら・・・

今ノロウイルスが流行っているようです。

勿論予防には、板藍茶(外に出かける時は板藍のど飴)をきちんと飲まなければなりません。

そして万が一ノロウイルスに感染したら、板藍茶とカッ香正気酸を飲みます。症状が軽ければ、吐き気も下痢もこれで治まると思います。

もし症状がひどければ、さらに五苓散や五行草を加えます。

その他、ノロウイルスでもその症状に対応して様々な処方を考えなければならないことがあるかもしれません。

いずれにしても、ノロウイルスでも中医薬(漢方薬)は対応できます、症状を和らげずっと早く完治していくと思います。

2015年12月9日
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インフルエンザ、私ならこうします

ゾクゾクと寒気がする。のどが痛い、肩がこる、私ならすぐに葛根湯(または麻黄湯)に銀翹散をプラスして、それを板藍茶をお湯に溶かしたもので飲み、もしあれば、暖かいうどんなどを食べてすぐに寝ます。

もしそれで簡単に治らないで(勿論それが、仮にインフルエンザであっても、簡単に治ることも多いです)、数時間して、熱が出てきたら、銀翹散+五涼華+白花蛇舌草を板藍茶で飲んで寝ます。次の朝、治っていることを期待して寝ます。

この後もし治らなかった場合は、症状によっていろいろ考えます。勿論かぜ、インフルエンザで病院に行ったことはありませんし、予防のワクチンを打ったこともありません。

それでもこの数十年、かぜ、インフエンザで2日以上休んだことはありません。

私たちの職業病の1つは、かぜ、インフルエンザといってもいいかもしれません。なぜならそのシーズンには、毎日何人かの方が、かぜやインフルエンザやノロウイルスのウイルスをお店に持ってきます。

私達は毎日そのシーズンは、しっかりそれを元気に受け止めています。

 

2015年12月7日
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感染症が心配

冬は感染症が心配です。それぞれのご家庭で対策は考えていますか?

インフルエンザはもとより、今年はマイコプラズマ、ノロウイルスがすでに話題に上っています。あまり神経質になる必要はありませんが、どれも油断はできません。

漢方薬(中医薬)は体には優しいですが、菌やウイルスには強いです。

特に西洋医学はウイルスに効く薬はなく、漢方薬(中医薬)の出番といってもいいかもしれません。

たとえばノロウイルスの場合、予防には抗菌・抗ウイルス作用のある板藍茶を使います。もし万が一ノロウイルスに罹ったら、板藍茶と一緒にカッコウ正気散を飲めばとりあえず一安心になります。症状が特にひどい場合はさらに漢方薬を加えることもあります。

ノロウイルスの病院の対応は、おそらく薬は何も処方されず、水分補給をして、安静にしててください、ということになると思います。

冬になると、全国的には、板藍茶がかなり使われているようです。本場中国では富裕層が質の良い板藍茶を買い占めていくようです。

勿論当店では質の良い板藍茶を使っています。

2015年12月1日
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2つの商品・・活性酸素の除去に有効な

1つは大麦若葉の青汁です。

幻の大麦若葉・赤神力を使い、大分県限定栽培、無農薬・有機栽培、そして有用成分を固い繊維質から絞り出し、非熱処理製法で、酵素やビタミンなどの熱に弱い成分の活性状態を保って製造しています。

まさに極上の青汁、奇跡を実現しています。

活性酸素除去には、酵素(SOD・ベルオキシターゼ・カタラーゼ)、クロロフィル(葉緑素)、ビタミン(A・C・E)、ミネラル(亜鉛・鉄・銅)、フラボノイド、ルテイン、などが有効に働きます。

2つめは活性型オイスターです。

広島の新鮮な生牡蠣から有効栄養成分を日本初のダブル抽出法で抽出濃縮した、我が国唯一の活性型牡蠣肉エキスです。(製造特許取得)

酵素が造られ、活躍するためには、良質のミネラルが必須です。まさにこのオイスターはそれを実現しています。活性型ミネラル・ビタミンが凝縮されています。

そして活性酸素が増えないための、抗ストレス作用、抗疲労作用、ホルモンのバランス(更年期障害)などに有効です。

当店では何人かの方が併用しています。そしてその効果を笑顔で報告してくれます。

 

 

2015年11月30日
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活性酸素を撃退・・・

病気や不調のもとになる活性酸素は、人間が必要とする酸素をとると、その酸素の2%が活性酸素になります。

それは細胞のミトコンドリアで酸素がエネルギーを造る時に発生するので、どうしても必要不可欠なことです。そして過剰になった活性酸素はあらゆる細胞をキズつけていきます。

さらに活性酸素は、紫外線、汚染ガス、激しい運動、細菌・ウイルス、ストレス、農薬、喫煙、加齢などが原因で体中に増えていきます。

恐るべき活性酸素です。

活性酸素を除去する代表的なものは、酵素(SOD・カタラーゼ・ベルオキシターゼ)、抗酸化物質などです。

抗酸化物質には、ビタミンC・E・A、ミネラル、ファイトケミカル、葉緑素などがあります。女性ホルモン(エストロゲン)もその1つです。

 

 

2015年11月27日
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認知症と活性酸素

先日東京で勉強会があり、久しぶりに出席してきました。

どうして認知症になるかという、難しい話です。

脳細胞のミトコンドリアでエネルギーが造られる時、大量の活性酸素が発生するが、その活性酸素によって様々な細胞がひどい攻撃を受けることになります。

40歳ごろから少しずつ脳の中にベーターアミロイドができ始めます、そして20年ぐらい経つとそれがかなり増えまます。脳の中のゴミのようなものです。活性酸素はそれらを集め、たちの悪いベーターアミロイドの塊をつくります。

そのころになると脳の中に別にタウタンパクが発生し始めます。タウタンパクはそれ自体は害はありませんが、たちの悪くなったベーターターアミロイドから発生する活性酸素にもキズつけられトゲのようなものができてしまいます。

そうするとタウタンパクを通って脳神経細胞に栄養を送れなくなり、神経細胞が死滅してしまうということになります。

これが認知症の始まりというこです。

また、活性酸素が大量に増えた場合は、活性酸素自ら、活性酸素を処理する穴のようなものを破壊し、塞いでしまうようです。

活性酸素、人間にとって、とても厄介なものですね。

これは認知症を活性酸素から考えた場合のことです。

 

2015年11月24日
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