認知症は、大きく分けると血管性認知症と変性性認知症があります。変性性認知症には、アルツハイマー、レビー小体、前頭側頭葉変性症の3つがあります。
そして前頭側頭葉変性症は、前頭側頭型認知症(ピック病)、進行性失語症、意味性認知症の3つになります。
認知症の中で最も多いとされるアルツハイマーですが、実はその中に、診断ミスで、多くの前頭側頭葉変性症の方がいるという臨床医もいます。
そして、もし前頭側頭型認知症(ピック病)の患者がアルツハイマーと診断されて、アリセプト中心の治療を続けると、症状が改善するどころか、かえって悪化して、本人も、家族もつらい思いをしなければならなくなります。
それでは、ピック病の特徴はどんな症状でしょうか。
2016年1月23日