処方されている薬が19種類の男性(82歳)は、内科、心療内科、泌尿器科の3つの病院に通っていたそうです。高血圧、C型肝炎、便秘、不眠が持病です。
総合診療医の先生たちは、薬を次のように整理しました。①明らかに有害な副作用の危険が高い ②そもそも服用の必要性が不明 ③効果が乏しく中止しても支障がない ④同種類の重複処方 ⑤別の薬の不ky作用に対処するための処方。
飲んでいた薬は、胃腸薬が7種類、睡眠薬が3種類、それらは数を減らし、そして、長年飲んでいる(一生止めらないと思っている人が多い)高血圧の薬や肝臓の薬は支障がないと判断し中止した。
また、泌尿器科で処方された5種類の薬は、主にスルピリドの副作用による排尿障害と考え、2つ残して中止した。
たちまち飲んでいた薬は半分以下の9種類になった。さらに薬の数は減らしていくそうです。体調もはるかに良くなってくるようです。
自己判断で飲んでいる薬を止めるのは危険です。信頼できる病院や薬屋で相談して下さい。
現在たくさんの薬を飲んでいる方は是非1度ご相談下さい。
2015年8月13日