うつ病 〔漢方療法+栄養療法〕
〔漢方療法〕でよく使われる処方
(イライラ、緊張感)抑肝散加陳皮半夏、香蘇散
(ゆうつ感、気分が晴れない)逍遥散、半夏厚朴湯
(疲労感、不安感)心脾顆粒、柴胡加竜骨牡蠣湯
(動物生薬)麝香、牛黄、レイヨウカク
効き目がシャープで即効性が期待できます。
ただ、漢方薬はその時の症状、状態、体質を重要視します、
病状は流動的なので、効果のない場合も、改善された場合も、
処方を変えていかなかれば対応できません。
〔栄養療法〕でよく使われるもの
アミノ酸液・・トリプトファン・フェニルアラニン・チロシンは
セロトニン・ノルアドレナリン・ドーパミンなどの
脳内物質の材料になります。
ビタミン・ミネラル・・ビタミンB・亜鉛・鉄などがアミノ酸を脳内物質に
変えていきます。
自然に作られた脳内物質は脳の中で必要なだけ使われます。
セロトニンなどが過剰になる心配はありません。
さらに、アミノ酸、ビタミン、ミネラルは、身体的にも、精神的にも、
1個の細胞のエネルギーを増強するので、みるみる元気になっていくことも
たくさんあります。
アドレナリンやドーパミンは人を活性化させる物質として世間一般では考えられていると思います、私もそのように理解しています、
栄養療法で接種した物が材料となって、そういった物質が自然に作られて行くと適切な効果を促すのでしょうね。
抗うつ剤で強制的に増やすこと、その不安の少ない療法になりますね。