うつ病の誤診
病院の診断でしばしば間違われるのは、Ⅱ型躁うつ病です。
実際、うつ病とⅡ型躁うつ病の診断は非常に困難な場合があるようです。
Ⅱ型躁うつ病の、躁の期間、症状は極めて短い時があり、また軽い症状
なので、見逃すことが多く、うつの症状が少しひどく長引くと、まずうつ病と
間違われる。
これは仕方のないことともいえます。
ただ、1年も2年も抗うつ剤が効かなければ、うつ病を疑って診断しなおすべき
だと思われるが、病院ではほとんどしないようだ。
逆に抗うつ剤系統の薬が増えてしまうこともある。
これでは患者はたまらない。
多剤大量処方の始まりもこんなことから始まることがあるようだ。
2015年4月11日