認知症の予防・抑制効果が期待される
漢方療法と栄養療法
認知症の症状としては、記憶や判断力・思考力の低下、
失語といった「中核症状」といわれる認知障害と、不眠や
暴言、暴力、徘徊といった人格の変化を主な症状とする
「周辺症状」があります。
また認知症には、
大きく分けて変性性認知症(アルツハイマー・前頭側頭葉変性性・
レビー小体型認知症)と血管認知症とがあります。
変性性認知症(アルツハイマー、他)も、血管認知症も神経細胞死が
認知症を進行させています。
変性性認知症(アルツハイマー、他)は生活習慣病、特に血流に関係
する脳梗塞や糖尿病との併発が多いことがわかっています。
ということは、変性性認知症(アルツハイマー、他)も血管認知症も、認知症は
ともに生活習慣に起因した進行性の病気であると考えられます。
つまりどちらも血液循環、漢方では”オ血”が大きく関わってくるということです。
毛細血管の血流が認知症の予防・治療の重要なカギを握っているのです。